サツマイモ「シルクスイート」とアズキ「大納言」の昆布茶煮、りんごの木の煙を纏わせて。。。
サツマイモの歴史の中ではかなり新しい品種のシルクスイート。シルクを冠する名前の通り、絹ごし豆腐を思わせるような滑らかな食感。紅はるかほど甘味が強くないので上品な味わい。小豆「大納言」と共に、昆布茶を使って甘じょっぱく煮あげて、香ばしさの演出にりんごの木で一瞬冷燻しました。これは大人の焼き芋?と想わせる逸品です。
サツマイモ「シルクスイート」
「紅はるか」より2年遅れて2012年に登録された品種。「紅はるか」より甘さは劣るものの、シルクを冠する名前の通り、絹ごし豆腐を思わせるような滑らかな食感が特徴。裏漉ししなくても、そのままで芋羊羹のようなスイートポテトのような。。。調味次第では上品な大人の菓子に仕上がります。
アズキ「大納言」
大納言小豆は大粒で皮が破れにくい品種。皮が破れにくいことから、その昔、切腹の慣習のない官位「大納言」を名につけたそう。察するにあんこにするには煮る時間が相当かかりそうなので、煮豆や甘納豆に向くようです。