フローレンス・フェンネルとオレンジのサラダ。

フローレンス・フェンネルとオレンジのサラダ。

フローレンス・フェンネルとオレンジのサラダ。

 フェンネルは日本ではあまり馴染みがありませんが「ウイキョウ」の名で知る人ぞ知る食用植物。葉、茎、肥大した鱗茎、種子を利用します。その種子は薬用として用いられるメディカル・ハーブで、5千年前にはギリシャで栽培されていたそうです。最近日本ではイタリア料理でよく知られるようになり、フェンネルの風味を体験された方も多いことでしょう。その鱗茎には流通上の呼び名があり、鱗茎が硬くしまって丸々と太ったものを「マスキオ」、締まりが緩く丸みがなくスマートなものを「フェンミナ」と言うそうです。「マスキオ」は生食向き、「フェンミナ」は加熱向き。今回栽培したものは「マスキオ」なので、サラダに仕立てました。軽く塩もみして、E.V.オリーヴオイル、オレンジと一緒にいただきます。

 

フローレンス・フェンネル「パルマ」

フローレンス・フェンネル「パルマ」

  フェンネルは、種子はメディカル・ハーブやスパイスとして、葉と鱗茎は野菜として欧米で利用されている優れもの。パセリや人参、セロリの仲間で、その強い香りが特徴。鱗茎の部分のコリコリとした食感で咀嚼回数が増え、仄かな甘い香りがより一層口内に広まります。

 

天高く マヤ放つ 愛
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イタリアントマト「コストルト・フィオレンティーノ」
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